文化

【同期リーダー対談】 採用と教育で組織の成長を加速させる(後編)

2015年に新卒で同期入社し、現在はそれぞれ採用部門と育成部門のリーダーを務めるお二人の対談。
前編では入社当時の思い出を交えながら、いわゆる “配属ガチャ”についても言及いただきましたが、
後編では「面接のポイント」や「研修制度」についてお話しいただきました。
前編をご覧になっていない方はこちらからご覧ください。

*本対談はお二人の空気感が伝わるよう、呼び名も普段通りのあだ名で記載させていただきます。

【写真左】
太刀 久善
人財採用グループ/グループリーダー


【写真右】
早川 将平
人財開発グループ/グループリーダー

面接は“価値観のすり合わせ”の場

早川:前編では求職者や就活生から質問が多い話題について話したけど、逆にたっちーが面接官として必ず聞く質問とか重視しているポイントってある?

太刀:まず、候補者に質問して評価すること以上に、こちらが“伝える”ことを大事にしているかな。会社が大切にしている考え方や目指しているものを伝えて、それに対して共感いただけることが一番大切だと思ってる。

見ているポイントは一貫して、“当社が掲げる「強い」「明るい」「優しい」のバリューにマッチする人物か”というところだね。いろんな角度から話をする中で、もし候補者が求める環境がプレミアではないと感じれば、それもハッキリ伝えるようにしてる。
しょーへいはどう?

早川:同じくバリューにマッチするかが最重要項目だね。そのために幼稚園・小学校までさかのぼってエピソードを聞いて、その裏側にある“行動原理”を引き出すことを意識してるかな。どういう想いで挑戦したの?どういう想いでその道を選択したの?…と深掘っていく中で、いま就職活動をしていて求めている環境とか、その考え方に整合性があるかを見たいんだよね。完璧なエピソードを聞きたいわけではなくて、例えば「小学校の習い事は、練習が大変で易きに流れて辞めてしまいました」なんてことも正直に話してくれれば、そんなときもあるよねって納得できる。要はいかに本音で対話できるかだよね。

太刀:選考はお互いにすり合わせをする場だから、こちらも良い面も悪い面もリアルに伝えるし、ぜひ本音でぶつかってほしいよね!

“人が良い会社”の落とし穴

早川:最近面接の中で意識的に伝えていることがあるんだけど、それが“社員の人柄が良いという理由だけで志望するのは危険“ということ。

太刀:プレミアは入社の決め手に「社員の人柄」をあげる人が多いけど、だからこそギャップがないように伝えたいポイントだよね。

早川:例えばある強豪野球部で、練習はハードだけど同じ志を持って切磋琢磨できる仲間がいて、人がいい部活だよと言われたとする。でも、強豪校=練習は厳しいっていう面を脇に置いてしまって、「人が良い」っていう理由だけで入部すると結局、練習が大変すぎてギャップを感じてしまう、ということが起きる。

どこの会社にも言えることだけど、社員が「うちは人が良い会社です」と言うのは、自分にマッチする環境を選んで働いているからであって、それがあなたにとって最適なのかは分からないよね。

太刀:そうだね。”社員の人当たりの良さ“という表面的なところだけで企業を見るのは危険。そこで働く社員がどんな志を持っているのか、自分の志と通ずるものがあるのかを見てほしいね。

研修を活かせるかどうかは自分次第

太刀:当社は「人財育成」をミッションに掲げているけど、研修を受ける側から作る側になってみてどう?

早川:重要な役割を担ってるって日々実感してるよ。
プレミアの研修と言えば、「アクティビティの実践」⇒「振り返り」を繰り返すオフサイト研修。時間をかけて自分自身と対話したり周囲の意見に耳を傾けたりして、初めて新しい自分に気付くこともあって、これがすごく大事だと思うんだよね。

太刀:あのアクティビティが難しいんだよね!(笑)でも過去に経験したことがない壁に直面したときに、その人の人柄が表れるし、バリューが問われる。

早川:まさにそう!普段の業務で目を逸らしがちな自分の弱みや課題にも直面する。
そこから逃げずに向き合って、ブレイクスルーすることで成長できるんだよね。
単なるビジネススキルより、どんな部署で何をするにもベースとなる人間力を育てて、企業力を底上げすることが自分のミッションだと思ってる。

ただ、勘違いしてはいけないのが、研修を受けるだけで何かが変わったり身に付くわけじゃないってこと。会社は学習の機会は与えるけど、受身な姿勢で参加しても得られるものはなくて、自分の課題を解決したいという前のめりな姿勢があるかどうかが全てだと思う。

太刀:その通りだね。普段の仕事でも“仕事は教えてもらえるもの”っていう受動的な人と、失敗しながらでも自分の頭で考えてやってみる人とでは、数年後の成長曲線に大きな差が出てるよね。

無名の存在からマーケットリーダーへ大躍進

早川:入社10年目に突入したけど、会社の規模も事業も大きく変わったよね!

太刀:新卒で名古屋に配属されたときは、営業で自動車販売店を回っても「プレミア?聞いたことない」なんて言われて新規契約を断られた事もあったけど、着々とシェアが伸びて、当時は足元にも及ばなかった老舗の競合他社の背中が見えるポジションまできたもんね。

早川:社員数も事業の規模も大きくなったけど、プレミアは一生未完成の会社なんじゃないかと思う。それくらい変化のスピードが凄まじいし、常に新しいことにチャレンジしていくから、我々ももちろん止まる暇はなくて、ずっと走ってる感じ!(笑)

太刀:本当にその通り!(笑)

早川:変化することは大変だけど、いざ始まるとランナーズハイみたいな状態になって、走り切ったときの達成感と充実感が得られるよね。会社も自分も常に前に突き進んでいる感覚を味わえるのは貴重だし、働きながら自分の会社の未来にワクワクできるのはプレミアの一番の魅力だよね。
その未来を創っていくための基盤は“人財”であって、そこを担うのが我々…。

太刀:責任重大だね。中期経営計画『ONE&ONLY』達成のためにも、「採用」と「人財育成」の両面で企業価値を最大化させていこう!

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