正直、シフト制ってどうですか? -クレジットセンターの働き方-
ファイナンス事業において、与信判断の役割を担い、新卒配属の割合も高いクレジットセンター。そこで活躍するメンバーがどのような想いで日々の業務に向き合っているかお伝えすべく、今回は新卒入社3年目の新井さんにクレジットセンターの魅力やプライベートとの両立をどのように図っているかお伺いしました。
PROFILE
- 新井 愛
- プレミア株式会社
- 信用リスク管理部
- クレジット与信グループ
- 東日本クレジットセンター
2022年新卒入社。学生時代は経済学部で会計とファイナンスを学ぶ。
入社後はクレジットセンターに配属され、昨年行われた社内コンテストでは見事1位に輝くなど成長著しい若手のホープ。
休日はネイルサロンや美容院など美容デーを満喫。最近は仔犬を家族に迎え、愛犬2匹に癒されているとか。
今年の夏は幼馴染との海外旅行を計画中!
クレジットセンターのミッションと日々の仕事
クレジットセンターのミッションと日々の仕事
クレジットセンターは主に自動車販売店(以下、加盟店)を通じて、融資のお申込みをいただいたお客様の与信判断を行い、ファイナンス事業の売上創出を担う中核部署です。オートクレジットを通してクルマが必要な方に適切な融資を行い、カーライフのサポートを行うことがミッションです。
新卒1年目はどのような業務を担当しましたか?
はじめは、受付業務に従事しました。クレジットセンターには加盟店や営業担当から次々と電話が入るので、それらの受電対応と申込内容の入力業務がメインです。
下期(10月)に入る頃には、そこに正式業務や審査業務も加わり、一つひとつステップアップをしながら一通りの業務に携わっていきましたね。新卒1年目でクレジットセンター内の全ての業務に携わるため、覚えることが多くて大変でした。とくに、クレジットセンターの規程と法律上の規程もあるので、それを加味した上で営業担当と交渉するのがすごく難しかったですね。
もちろん配属前の研修もありますが、実際の業務においてはやってみないとわからないことばかりです。はじめは電話を取るのも緊張しましたが、やらないといつまでも身につかないと感じたので、「とにかく数をこなそう!」と思い、積極的に電話を取っていました。当時は同期と電話の取り合いでしたね(笑)。
日々の業務の流れを教えてください。
日によって担当業務と自分の座席が変わります。例えば、審査席の日は丸一日審査業務を担当しますし、受付席の日は加盟店や営業からの電話対応を担当します。
審査の場合は平均で1日約50件、忙しい日だと1日に100件以上処理することもあります。また、担当業務だけをやればいいわけではなく、クレジットセンター全体の状況を把握して、受付業務や正式業務のフォローに回るなど臨機応変に対応することも求められます。
中には難しい対応もあると思います。不安なことや、わからないことがあったときはどのように解消していますか?
先輩方との距離も非常に近いため、わからないことがあればすぐに質問できます。また、教育担当のチームがあり、新卒メンバーの習熟度を見ながら、段階を踏んで研修をしていただけたので不安はありませんでした。
処理件数や処理速度などが可視化される環境なので、定量で評価される部分もありますが、対応件数にノルマはありません。その点では、数にプレッシャーを感じることはないですね。自分で目標を置いて、それをクリアしながら着実に成長できる環境だと思います。
求められるスキルはどのようなものですか?新卒の時と比べて、“ここが成長した”というスキルがあれば、あわせて聞かせてください。
ノルマがない分、「主体性」が求められます。私自身、新卒の時はとにかく経験を積むことが大事だと思い、積極的に電話を取っていました。特に、加盟店や営業担当の問合せから学ぶことは非常に多く、対応能力の向上に繋がりましたね。
実際、知識が増えたことで、営業担当との審査条件交渉もスムーズになりましたし、営業側の要望や与信上の懸念点との兼ね合いを考慮しながら柔軟に判断ができるようになりました。
また、視野を広く持てるようになったことで、対応が詰まっているところへフォローに回ったり、後輩に「受付のフォローに回ってほしい」と指示を出したり、センター全体の運営に貢献できるようになったことも成長した部分だと感じています。
クレジットセンターで働いていて感じる“大変さ”はどのようなものですか?
日々膨大な数の案件に追われ、体力的にも精神的にも負担が大きいことです。繁忙期は残業も増えるので、仕事が終わって家に帰ると、もうぐったり…といった感じです。ただ、自分一人で抱える仕事はないので、持ち帰って仕事をすることはありませんし、オンオフのメリハリをつけて働けていると思います。
プレミアグループの中でも“クレジットセンター特有だな”と思う魅力はありますか?
クレジットセンターは平均年齢が若い部署なので、同世代が多くコミュニケーションはかなりとりやすい点が魅力です。雰囲気も明るくて風通しが良いので、人間関係で悩むこともありません。「みんなでカバーして乗り切ろう!」という風土が根付いていることが、忙しい中でも頑張れる要因だと思います。
新井さんがお仕事をする上で意識していることはなんですか?
電話対応において、受電時間を削減しスムーズに業務が進むよう、わかりやすく簡潔に伝えることです。加盟店や営業担当とのやり取りは電話で行うことがほとんどなので、顔が見えない相手に対して、いかに明瞭に伝えるかを常に意識しています。自分自身の処理能力やキャパシティを考慮して、効率の良い対応方法を念頭において、試行錯誤を繰り返しています。
そうした取り組みの成果もあってか、昨年はクレジットセンター内で開催されているコンテストで優勝することができました。順位を意識していたわけではなかったのですが、これまでの経験が実を結んだ一つの成果だと思うので、純粋に嬉しかったですね。
同部署で憧れの先輩、頼りにしている先輩はいますか? どのようなところが“すごい!”と思うのか、教えてください。
「この人がすごい!」というよりは、処理速度が速い人、加盟店や営業担当とのやりとりが上手い人、周囲をよくみて臨機応変に動ける人、など尊敬できる先輩方がたくさんいるので、それぞれ長けている部分を真似しています。
全部が完璧な人はいませんし、そもそもクレジットセンターは、一人で全てをこなさなくてもお互いに補うことができる環境だと感じています。仮に誰かがミスをしてしまっても、全員でカバーできる点が魅力ですね。私も3年目になり後輩を指導する年次になってきたので、「先輩方のように頼られる存在になるぞ!」という強い気持ちで仕事に臨んでいます。
正直、シフト制のお仕事ってどうですか?
最初に「シフト制の部署に配属」と聞いた時、どのような印象でしたか?
就活中は「土日休みの会社がいいな」という考えも正直ありましたが、プレミアグループでは選考段階で「入社後はクレジットセンターに配属される可能性が高い」と聞いていたので、入社前からシフト制になることは覚悟していました。
なぜ土日休みが良かったかというと、学生時代の友人はみんな土日休みの会社に就職したので、なかなか会えなくなると考えると寂しかったんですよね。一方、学生時代に金融機関で9時〜17時のアルバイトをしていたこともあり、「土日休みとはいえ、フルタイムの5連勤は辛いな…。」とも感じていたので、最終的にないものねだりはやめよう!と自分の中で落とし込みました。
お休みのスケジュールについて教えてください。
基本的に2連勤か3連勤で間に公休が入ります。例えば、月曜・火曜働いて水曜が休みといった感じです。4連勤はたまにありますが、5連勤になることはまずないですね。繁忙期は残業が多くなることもありますが、連勤が少ないので体力的にとても助かっています。
友人と休日が合わないことを心配していましたが、毎週遊ぶわけではないですし、私にとっては一人で過ごす時間も大切なので、今となってはシフト制で良かったと感じています。むしろ、仲のいい友達は平日に有休を取ってくれるので、混雑していない日にめいっぱい遊んでいます。また同じ働き方の同期と、シフトをあわせて遊びに行くこともありますね。平日が休みだとどこに行っても空いているので、美容デーにしたり病院に行ったり有意義に使うことができています。
お休みの取り方について教えてください。
希望休は月4日まで指定できます。取り方の自由度も高く、4連休で申請することもできますし、有休と組み合わせて1週間まるっと休みを取ることも可能です。
私も今年のGW明けに希望休と有休を組み合わせて同期と旅行にいきました。旅行費用も安く抑えられましたし、旅先も空いていたので最高の休みを過ごすことができました!
シフト制で休みが不規則だと思いますが、どのように生活や仕事のリズムを整えていますか? シフト制のお仕事との良い付き合い方があれば教えてください。
特に、生活リズムを作る上で大変に感じたことはありませんでした。「明日は遅番だからゆっくり寝れるな。」とか、「今日出勤したら明日は休みだ!」と思えるので、気持ちに余裕を持つことができます。シフト制が良いか固定休が良いかは、人によって捉え方が異なると思いますが、あまり神経質にならずに受け入れて楽しむのがベストだと思います!
私も就活をしていた時は、土日休みではないことに不安を感じた時もありましたが、過去の自分に「何とかなるよ!」と言ってあげたいですね!
ご自身のキャリアの目標について聞かせてください。その目標に対して、クレジットセンターで得られているもの・これから獲得したいスキルや能力があれば教えてください。
現在は、通常業務のほかに、業務改善に取り組むチーム活動にも注力しています。新卒3・4年目が中心となり、若手の視点から業務効率化を検討したり、後輩育成の体制を整えたり、試行錯誤しながらメンバーと活動しています。自身の意見を発信する機会も多いので、センター内の課題に対して、解決策を考え実行までを担い、品質向上や環境改善につなげることが今の目標です。今後は、より組織単位で物事を考えられる力を身に着け、ゆくゆくは他部署の業務にも挑戦していきたいです!
【一問一答】ここが気になる!クレジットセンターのよくある質問
Q. シフトはどのように決まっていますか?
-毎月10日ごろまでに翌月の希望休を提出し、25日ごろに翌月分のシフトが共有されます。希望休の上限はセンターや時期により異なりますが、東日本クレジットセンターでは月4日まで自分の希望に合わせて公休を取ることができます。
また、休日の日数は土日祝を含む日数と同じで、なおかつ4連勤以上にならないように調整されています。
Q.お休みの曜日は固定できますか?
-曜日・日付ともに固定はできません。例えば、「どうしても毎月20日は休みたい!」という場合は、希望休で申請することになります。
Q.シフトの希望はどれくらい通るのでしょうか?
-原則、希望は100%通ります!
Q.連休は取得できますか?
-連休も取得しやすい環境です。先日はクレジットセンターの先輩同士で連休を合わせて、海外旅行をされていました!
Q.ゴールデンウィークやお盆は休みを取得できますか?
-年末年始は基本的に休みですが、ゴールデンウイークやお盆は営業日なのでセンター内で協力して出勤しています。もちろん希望休を出すことも可能です。
Q.勤務時間は何時から何時ですか? 早番・遅番などはありますか?
-東日本クレジットセンターでは、「早番」「遅番」「月に2回のノー残業デー」があります。
・A番(ノー残業デー) 9:00~18:00
・T番(早番)9:30~18:30
・D番(遅番)11:30~20:30
*一部、センターにより異なる場合がございます。
Q.クレジットセンターを経験したあとは、どのような部署に異動になりますか?
-ジョブローテーションの頻度やキャリアパスは人それぞれです。入社から7年間クレジットセンターで活躍している先輩もいますし、さまざまな領域を経験している先輩もいます。事業展開が著しい当社なので、経験できる職種はさらに広がっていくと思います。
異動先の例)アフターセンター・カープレミアオペレーション・営業事務・営業企画・経理・人事管理・採用 etc…
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