仕事

【営業】お客様に向き合い続けたことで、 営業としても人としても圧倒的に成長できました。

PROFILE

  • 胡 しん毅
  • プレミアモビリティサービス株式会社
  • カープレミア事業本部
  • 営業店統括部
  • ガレージ営業グループ

2023年新卒入社。現在はカープレミアクラブを推進するガレージ営業グループに所属し、西日本を中心としたエリアを担当。
休日は趣味の格闘技に打ち込んだり、バイクでツーリングに行ったり、古着屋さんを巡るなど、アクティブに過ごすのが好き。

営業職のミッションと日々の仕事 

現在所属している部署のミッションを教えてください。

オートモビリティサービス事業を運営するプレミアモビリティサービス株式会社の、カープレミア事業本部 営業統括部に所属しています。営業統括部のミッションは「カープレミアクラブの拡大」です。カープレミアクラブとは、自動車販売店・整備工場向けの会員制サービスのことで、加入いただけると、集客・仕入・販売の支援など、事業運営に必要となる様々なサービスをご利用いただけます。

私はその中でも、主に整備工場に対して経営における様々な課題解決に向けたご提案を行うガレージ営業グループに所属しております。私たちは直接エンドユーザーに関わることはなく、お客様=整備工場になります。
“営業=モノを売り込む”というイメージが強いかもしれませんが、当社の場合は特定の商材を売ることが目的ではありません。お客様によって異なる悩みや課題、状況にあわせて各種サービスをご提案することが求められるため、イメージ的にはコンサルに近いスタイルだと思います。

営業活動について教えてください。

東京を拠点とする東日本チームと、大阪を拠点とする西日本チームに分かれているうち、私は西日本チームに在籍しており、、現在は愛知県・三重県・広島県・島根県を担当しています。

月曜日にオフィスで営業計画を立て、電話でアポイントを取ったり、提案資料を作成します。火曜日から金曜日までは、担当エリアに出張して営業活動を行うのが1週間の大まかな流れです。また、新たな施策として営業計画やアポイント取りなどのサポートを行う“営業支援チーム”が発足したことで、より営業活動に注力できる体制が整いました。

現在、既存のお客様が70社ほどいらっしゃいますが、部門としては新規開拓をミッションに掲げているので、活動の割合でいうと、新規開拓が8割、既存顧客が2割といったイメージです。新規開拓と聞くと、飛び込みやテレアポを何百件もするイメージをされるかもしれませんが、我々の部門では数より質を重視しています。営業支援チームと連携を取りながらHPを読み込んだり、関連情報を収集したりして、どんな課題がありそうか、それに対してどのような価値提供ができそうかの営業戦略を、お客様に応じて立てていきます。1週間で大体15社前後にアプローチしていますね。
とはいえ、どれだけ準備をしたとしても一度お伺いしただけでは成約はおろか、提案の機会すらいただけないことがほとんどです。そのため初めてお伺いする際は、まずは自分のことを知ってもらい、信頼関係を築きながらいかに次の営業活動につなげるかということを意識しています。

就職活動から配属まで 

少し遡って就活についてお聞きします。どのような軸で企業探しを行っていましたか?

車が好きだったので、自動車業界に絞って就職活動をしていて、比較的早い時期から、インターンシップや企業研究を進めていたと思います。就活をはじめた当初は自動車業界というと、メーカー・ディーラー・販売店くらいしか知らなかったのですが、業界研究を進めるうちに、事業内容が多岐に渡ることを知ったんです。そうした中で、もっと広い視点で自動車業界に貢献する仕事がしたいと考えるようになりました。

最終的にプレミアグループに内定承諾した理由は何でしたか?

大きく2つあり、1つ目は「事業内容」で、2つ目は「人」です。
当社の企業説明会に参加した際に、他社とは全く異なる事業内容や、自動車業界に与える影響力の大きさに衝撃を受けました。そのときに「自分もこのビジネスに携わりたい!」と強く感じたことを覚えています。
また、選考を受ける中で人事担当を含め社員が、私のことを就活生の一人ではなく、一人の大人として見ていただけたことが印象的でした。面接でも、長所・短所・志望動機といった単調な質問ではなく、「しん毅さんは将来どうなりたい?」「プレミアグループで何がしたい?」といった投げかけが多く、私という人間に対して真摯に向き合ってくださったことがとにかく印象に残って、
プレミアグループで働くことを決心しました。

もともと営業職志望でしたか?また、営業職に配属になると聞いた当時の率直な感想は?

「厳しいノルマに追われる」「社内での業績の競争がある」といったイメージがあって、実は入社前は営業職に対して苦手意識を持っていました。私は学生時代に格闘技やサッカーをやっていた影響なのか、競争心が強いタイプと思われるのですが、実際はみんなで足並みをそろえて行きたい派なんです。
とは言え営業がやりたくないということではなく、「苦手意識を持っているからこそ経験して、自分の成長につなげたい」という想いもありました。これまでの経験から、苦手分野にチャレンジしたときほど、得られるものが多いという自負があったんです。なので、営業に配属されたときは、「成長のチャンスだ。絶対に結果を残したい」と、とても前向きに受け取りました。

営業職のやりがい

新卒1年目の時はどのような仕事をしていましたか? 大変だったことはありますか?

入社後、4月〜5月は新入社員研修、6月は営業研修を受け、7月に営業統括部に配属されました。
現在は東海・中国エリアを任されており、週の半分以上は出張して現地で営業活動を行っています。

配属後の1年間を一言で表すなら、正直、本当にしんどかったです(笑)
研修を終えたタイミングで担当エリアが決まり、その翌週から現地での営業活動を開始しました。今でこそ言えますが、まさか配属早々に出張エリアを任されるとは思っていなかったので、心の準備はあまりできていませんでした(笑)。ただ、「任せてもらったからにはやるしかない!」と覚悟を決めて、営業活動をスタートさせました。
そこからの毎日はとにかく必死でしたね。土地勘もなければ、営業の知識も研修で覚えたばかり。さらに予算に対するプレッシャーもある中で、手探りでお客様に向き合い続けました。お客様にお叱りを受けたことも、会社に迷惑を掛けたことも数えきれないほどありますし、そのたび上司に何度も何度も相談し、助けていただきました。だからこそ、結果で返したいという想いも日に日に強くなりました。
試行錯誤を繰り返し、ようやく自分らしい営業スタイルをつかみ、お客様に喜んでいただけたり、成果があらわれるようになりました。この1年でいちばん心に残っているのは、はじめてチームで1カ月の予算を達成したときのことです。メンバーで喜び合い「この日を迎えるためにやってきたんだ」と、胸にグッと込み上げてくるものがありました。振り返ると辛い時期もありましたが、営業は決して一人で戦っているわけではないんだと感じましたね。

営業の先輩で尊敬している人や目標にしている人はいますか?

直属の上司です。専門知識や提案の幅と言った営業スキルの面でももちろん憧れるのですが、一番すごいと感じるのは、常に俯瞰して物事を判断してチームの状況にあわせて適切な対策を講じていることです。
例えば、メンバー一人ひとりの状態を細かく把握して、的確にアドバイスをしたり、時には厳しく喝を入れてチームを引き上げてくださいます。私自身も将来は、マネジメントする立場になりたいと考えているので、理想のリーダー像として非常に尊敬しています。

お客様とのエピソードで、印象に残っているものがあれば教えてください。

営業活動を開始してまだ1ヵ月目の頃、輸入車専門の整備工場を営業したときのことは今でも記憶に残っています。代表の方に初めて提案の機会をいただいたんですが、はじめはあまり話を聞いてもらえなかったんです。当然、車のことは私より詳しいわけですから、私がいくらサービス内容を説明しても、「そのサービスなら、うちは間に合ってるよ。」といった形で断られてしまいました。
通常であれば、見込みはないと思い、その後の営業は控えると思うのですが、当時は「ここで食い下がってはだめだ!」と思い、その後も出張のたびにアポイントをいただき、「実はこういうこともできるんです。」「当社のサービスはこういう特長があるんです。」と粘り強く伝えました。
その結果、最終的に契約を結んでいただいたんです。その後は、お客様の方から「今度近くに来たらお店に寄ってよ。」と頻繁に連絡をいただいたり、とても気にかけていただきました。サービスの良し悪しだけではなく、胡 しん毅という一人の人間を信頼していただけたのだと思います。この営業冥利に尽きる経験から、お客様に向き合い続けることの大切さを学ばせていただきましたし、一つの自信に繋がりました。

プレミアグループの営業職の魅力は、「担当エリアの責任者として、経営者と商談をする」という社会人1〜2年目ではなかなか経験できないことにチャレンジできることです。私自身、まだまだ未熟ですが、この1年で営業としても人としても成長できたと実感しています。

当社の中期経営計画『ONE&ONLY 2026』を達成するキーとなるのが、カープレミア事業です。会社としても重要なミッションを与えられているので、その責任と誇りを持って成果を出し続ける営業になりたいです!

【一問一答】ここが気になる!よくある質問集 

Q.営業職につくまでの研修にはどのようなものがありますか?
-入社後約一か月は、ビジネスマナーやプレミアグループについての知見を深める新入社員研修があります。営業部門に配属された後もさらに詳しいサービス内容や、基本的な営業スキルを覚えるための期間が1ヵ月ほどあります。(年度により異なります。)


Q.車の免許は必須ですか?
-基本的に車を運転して営業活動を行うため、自動車免許は必須です。


Q.その後のキャリアパスはどのようなものがありますか?
-当社の場合、営業と一口に言っても「ファイナンス」「故障保証」「オートモビリティサービス」と営業部門も様々です。営業職の中で、複数の事業部を経験している方も多いですね。
また、営業サポート・クレジットセンター等のオペレーション部門・営業企画・人財開発など、本人の適性を考慮してジョブローテーションされる方もいます。

同じカテゴリの記事