仕事

相談する側から相談される側へ。 私が最後の砦。

PROFILE

  • 北村 和也
  • プレミア株式会社
  • 営業店統括部 西東京ビジネスサイト
  • ビジネスサイト長
  • 2017年卒

学生時代は野球一筋。入社後はファイナンス営業に従事し、最年少記録に並ぶ入社5年目で拠点長に抜擢。
現在は西東京ビジネスサイトにて東京都を中心としたエリアを担当。
趣味は筋トレ。鍛え上げた大胸筋が自慢!

2軍・3軍選手からスタメンへ。

小学3年から高校3年まで野球漬け、ポジションは外野で打順は5番あたり。現在も休日は草野球を楽しんでいます。今だから笑って話せますが入社1年目は叱られない日は無いくらいで、頼まれごとに対して「出来ます!」と元気よく答えたけれど、期限まで間に合わないことが多々あり、ミスを挽回しようとさらに気持ちが空回りしている1年目でした。信用を失いかけている自分の行動を見つめ直し、できることを確実にやる。一発ホームラン狙いではなく、フットワークの軽さを武器に小さく振って確実にヒットを打つことを心がけ、徐々にできることが増えて、入社2年目の夏から今日まで営業成績は常に上位をキープすることができました。プロ野球で例えるなら2軍・3軍選手からスタメンでしょうか。悔しかったのは3年目ですね。あと少しで半期の営業成績1位というところまで来たのですが、最後の最後で同期に追い抜かれて2位という成績でその年は幕を閉じました。みんな「おめでとう!」と祝福してくれたのですが、やはり1位と2位では全社に与えるインパクトや見られ方が違います。順位はたったひとつの差ですが私は非常に大きな差に感じました。やっぱりライバルを追うほうが好き、追うほうが燃える。勝負に対する自分のスタイルを再確認した3年目の出来事でした。

自問自答から始まった最年少拠点長。

確か内示を受ける2~3ヶ月前だと思います。定期面談の時に拠点長から今後どうなりたいかを聞かれたので、「拠店長になりたいです」と私は答えました。比較的フランクな場での話しだったので、まさか当時のあの発言が拠点長への布石だと思いもしなかったのですが(笑)、2021年8月より私は当時の最年少記録に並ぶ新卒5年目で西東京ビジネスサイトの拠点長となりました。嬉しい気持ち半分、不安な気持ち半分でしたね。チャンスを頂いたことは素直に嬉しかったのですが、一方で自分を育ててくれた数々の先輩や上司のような発言や立ち振る舞いはできるだろうか、拠点を預かる者として最終決断を下せるだろうか。内野はエラーしても外野がカバーできるけど、外野は後ろに誰もいない。いわば私が最後の砦ですよね。不安は尽きなかったです。でも私に拠点長を任せてくれたからには会社の期待に応えたいし、結果を残したい。そしてこれから上を目指す後輩たちに入社5年目でも部下を持つことができる夢や希望を見せたいという思いで、拠点長に就任しました。

成長のためにも理想像を作らない。

私の下には新卒で入社した部下がひとりいて、拠点長になって最初に感じたことは、発言の重みというか責任感ですね。これまでは相談する側だったけれど今は相談される立場となり、私のアドバイスが営業マンとしてだけでなくプレミアグループで働く社員としての成長にも影響を与えると思うのです。だからといって常に緊張感が張り詰めたピリピリムードではありません。何でも話せるように意識し、例えば休み明けの月曜日は部下と共通の趣味の話題でテンションを高め、「よし、今週もがんばろう!」と気合を入れるのが日課になっています。理想のリーダー像は私にはありません。なぜならみんなそれぞれ真似したいところはあるけれど自分に合わない部分もあるだろうし、理想とする姿に到達したら成長が止まってしまいます。成長し続けるためにも理想の姿を追いかけるのではなく、自分に合うエッセンスをひとつずつ取り入れて、『北村和也』を作り続けたい。成長に終わりはありません。

同じカテゴリの記事