【プレミアグループが取り組むDX推進】 顧客管理部門のRPA導入で、年間120日分の工数を削減
~自動化による業務改善で働き方改革と生産性向上を実現~
【2021年12月2日】
オートモビリティ企業であるプレミアグループ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:柴田洋一、以下「当社」)の100%子会社であるプレミア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:柴田洋一、以下「プレミア」)は、顧客管理部門における定型業務を自動化するため、RPA(Robotic Process Automation)[1]を導入し、年間約120日分の工数削減を実現しました。これにより人が介在すべき業務に人員を集中して割くことが可能となり、働き方改革を実行すると共に、生産性の向上を実現させています。
RPAは、人が日常的に行う定型業務の処理手順をシステムに登録して自動化することで、業務効率化が図れる技術です。
プレミアの顧客管理部門では、書類発行等を手作業で行っており、事務的な定型業務に多くの人員を必要としていました。さらに、クレジット取扱件数の拡大に伴う業務量の増加により、従業員の業務時間が圧迫される事態が続いていました。そこで、プレミアは、自動化の可能な定型業務と人の手が必要な主要業務を振り分け、2019年に本格導入したRPAによって定型業務などのルーティンワークを自動化してまいりました。これにより、業務効率化や人為的ミスの減少が進み、RPA導入の成果を試算した結果、年間約120日分の工数を削減できたことが判りました。さらに、これまで手の回っていなかった、人が介在すべき新たな業務への取り組みや社員育成、マネジメントなどに充てる時間が確保でき、社内環境の改善にも寄与させることができました。
[1] これまで人間のみが対応可能と想定されていた作業、もしくはより高度な作業を、人間に代わって実施できるルールエンジンやAI、機械学習等を含む認知技術を活用して代行・代替する取り組み
今後は、本システムを審査部門や債権回収部門、営業サポート部門など、当社グループのバックオフィス部門にもRPAを積極的に導入し、さらに年間約160日分の作業工数削減が実現できる見込みです。社内業務の生産性を向上させることによって、引き続き加盟店様及びお客様に利便性の高いサービスを安定的に提供してまいります。
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