ファイナンス事業にAI自動審査を導入
~DX推進によるクレジット取扱の拡大を目指して~
【プレミアグループが取り組むファイナンス事業のDX推進】
【2021年4月13日】
オートモビリティ企業であるプレミアグループ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:柴田洋一、以下「当社」)の100%子会社であるプレミア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:柴田洋一、以下「プレミア」)は、クレジット審査業務のデジタル改革(DX化)の一環として、AI自動審査の導入に向けた検証を開始いたしましたのでお知らせいたします。
近年、新型コロナウイルス感染症拡大による業務のオンライン化や、AIをはじめとするテクノロジーの進化等によってビジネスを取り巻く環境は急激に変化しており、企業は時代の変化に合わせたデジタル改革を求められております。
プレミアでは、主力事業であるクレジットの取扱拡大を目指すための施策として、AIを活用した自動審査システムを導入することにいたしました。システム導入以降、AIによる審査範囲を徐々に拡大し、3年を目標として全ての審査をAIに移行することで、業務効率化及び経営資源の最適化を図り、クレジットの更なる取扱拡大を実現します。
なお、本システム導入に係る費用が当社の連結業績へ与える影響は軽微でございます。
【AI自動審査導入による効果】
(1)審査回答時間の短縮と取扱拡大
審査の即時回答が可能となり、お客様にとって煩わしい待ち時間を解消することが可能となります。これによりクレジットの利便性を向上させ、より一層の取扱拡大につなげてまいります。
(2)審査人員の削減
人の手を介さずAIが審査を担うことで、約1億円以上(※)の年間人件費の削減が見込め、人的資源配置の最適化を行うことが可能となります。
(※)全申込をAI審査に移行した場合
(3)延滞債権の抑制
プレミアがこれまでに蓄積した個別与信に係るビッグデータを活用することで、従前同様の良質債権の維持及び審査の標準化が図れ、中長期延滞債権の発生の抑制が可能となります。
当社グループは、グループ全体のIT化による業務プロセスの変革を活性しながら、更なる事業規模の拡大を目指し、お客様に最高のファイナンスとサービスを提供してまいります。
※PDFはこちらからご確認ください。