BACEコンソーシアムに加盟
~中古EVの価値向上及び市場発展に貢献し、EVの普及を推進~
【2023年9月5日】
オートモビリティ企業であるプレミアグループ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:柴田洋一、以下「当社」)は、日本の先進診断技術開発及び循環市場のエコシステムを形成する企業による事業検討を行うBACE(Battery Circular Ecosystem)コンソーシアム(以下「本コンソーシアム」)へ加盟したことをお知らせいたします。
本コンソーシアムは、株式会社日本総合研究所が2020年10月に設立し、EVに搭載される電池のリユース・リサイクルの付加価値向上と循環構造の確立に必要となるデータ活用技術やビジネスモデルの研究を行っております。
当社を含めて日本企業約12社が参画しており、「オートクレジット」「故障保証」を提供している業界からの本コンソーシアムへの加盟は、当社が初めてとなります。
【背景】
リセールバリューは自動車購入における重要な価値基準の1つです。しかし、今の日本のEV市場において、リユース・リサイクルの循環構造の実現に不可欠な電池の残存価値を診断する仕組みは確立されておらず、中古EV、ひいてはEV全体の普及を阻害する要因ともなっています。
当社は本コンソーシアムへの加盟を通じて、電池のリユース・リサイクルを効率的に行う循環構造を確立するため、診断技術を持つ事業者と連携して電池価値を横断的に診断し、その価値の顕在化と流通を促進するプラットフォームの実現を図ります。そして、当社がこれまでに得た中古車市場における知見やデータ、リビルトパーツ事業のノウハウを本コンソーシアムに還元することで、中古EVの価値向上及び中古EV市場の発展に貢献し、EVの普及を推進してまいります。
※PDFはこちらからご確認ください。